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宝くじ4.8億元当てた公務員夫妻、55日間悩んだ末に受領


ニュース 社会 作成日:2010年7月20日_記事番号:T00024090

宝くじ4.8億元当てた公務員夫妻、55日間悩んだ末に受領

 
 宝くじ「威力彩」で今年4月8日に出た4億8,000万台湾元(約13億円)の高額当選金は、当選者が一向に現れなかったものの、このほどようやく名乗りでて当選金を手にした。この幸運の持ち主は台北県に住む30歳前後の公務員の女性で、夫も公務員。夫妻は海外で宝くじの高額当選者に不幸になったケースが多いことから、一度は受領しないことも検討したが、55日間悩みぬいた上で受け取ることを決めた。これほど長い時間、当選金を受け取るかを迷ったのは初の例だということだ。20日付中国時報が報じた。

 女性は台北市羅斯福路二段の宝くじ販売店で、「威力彩」を自分で番号を選ぶものと、コンピューターが自動的に番号を選ぶものを1枚ずつ購入。このうちコンピューターが番号を選んだものが当たった。威力彩は当時、8回連続で1等当選が出ず、当選金が大きく膨らんでいた。

 夫妻が受領したのは税引き後の3億8,400万元で、中国信託慈善基金会に2,000万元など慈善団体や病院、宗教団体に寄付を行ったほか、くじを買った販売店に8万8,888元をプレゼントした。当選金は住宅や、終身保険、貯蓄保険の購入に充てるという。