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アムトランが液晶モニターに注力、エイサーのローエンド機種受託か


ニュース 家電 作成日:2010年7月20日_記事番号:T00024104

アムトランが液晶モニターに注力、エイサーのローエンド機種受託か

 
 液晶テレビを主に受託生産する瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)が、今後液晶モニターにも力を入れるとの市場観測が出ている。アップルに続き、宏碁(エイサー)からローエンド機種を受注したとされるが、アムトランは「特定の顧客についてはコメントできない」としている。20日付電子時報が報じた。
 
 アムトランは2009年のフラットテレビ出荷台数400万台に対し、液晶モニターは約30万台と比重が低かった上、ハイエンド機種が中心だった。ただ、今年上半期の受託製品全体の出荷台数は165万台と、通年目標の600万~700万台に遠く及ばず、粗利益率の低い液晶モニターの受注にも注力する方針とみられる。

 これまで冠捷科技(TPVテクノロジー)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、佳世達科技(Qisda)、緯創資通(ウィストロン)が中心だった液晶モニターの受託生産市場は、今年に入って美斉科技(JEAN)、大同(TATUNG)が勢力を伸ばしており、アムトランがローエンド機種に参入すれば、勢力図がさらに変化する可能性もある。