ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

インテルのWiMAX投資、経済部は「変更なし」の認識


ニュース 電子 作成日:2010年7月20日_記事番号:T00024110

インテルのWiMAX投資、経済部は「変更なし」の認識

 
 20日付経済日報によると、インテルが高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業から撤退するのではないかとの観測が出ていることに対し、同社とWiMAX推進に関する覚書(MOU)を締結している経済部など関連機関は、インテルの投資意向に変化はないとの認識だ。経済部はこれまでにインテルに対し、WiMAX事業者の威邁思電信(VMAXテレコム)への投資計画や、台湾企業と共同出資のWiMAXシステムインテグレーション(SI)事業体設立計画にも変更の意図がないことを確認したという。

 世界でWiMAXサービス推進を主導するインテルは、MOUを締結して台湾投資を約束したが、昨年VMAXに3億8,600万台湾元(約10億円)出資したにとどまり、SI事業体設立は中華電信が参加を望まず、計画が進んでいない状態だ。

 経済部は現在、中華電信に代わる共同出資企業を模索しているもようで、インテルはVMAXに参加を求めているという。ただSI事業体の規模は初期10億元以下に抑えられ、インテルの出資比率は10~15%程度となる見通しだ。