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「浮気したらクビ」、鴻海が従業員トラブルで表明


ニュース 電子 作成日:2010年7月20日_記事番号:T00024111

「浮気したらクビ」、鴻海が従業員トラブルで表明

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の中国・富士康国際(FIH)の37歳の中堅幹部が、深圳のキャバレーで同僚の歓送会を行っていた際、台湾から電話をかけてきた新婚の妻に買春をしていると思われ、憤った妻が自殺未遂騒動を起こした。これを受けて鴻海集団は19日、グループ従業員が守るべき規範を公開し、違反が見つかった場合は解雇すると表明した。20日付工商時報が報じた。

 同規範は、▽いかなる非合法組織にも参加しない▽賭博、買春、麻薬使用を行わない▽わいろや接待を受けることを固く禁じる▽ふさわしくない遊興場への出入りを禁じる▽男女間で不正常な関係(浮気)を持つことを禁じる▽違法経営および未許可の事業への投機を禁じる▽心身の健康に害をもたらすあらゆる非正常な活動への参加を禁じる──など8項目からなる。

 鴻海はさらに、妻が自殺未遂騒動を起こした従業員らが会社の経費で飲み食いをしていたと報じられたことから、「当社には経費でキャバレーに行ってよいという規定も先例も存在しない。ふさわしくない場所に出入りして経費で支払うことは許されず、発見した場合は一律に解雇処分とする」と強調した。