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ETC搭載車の高速道路料金、23日から5%割引


ニュース 運輸 作成日:2010年7月21日_記事番号:T00024128

ETC搭載車の高速道路料金、23日から5%割引


 高速道路の自動料金収受システム(ETC)普及に向け、事業権者の遠通電収(FETC)は23日午前0時から、ETCレーン利用車両の高速道路料金を5%割り引く。21日付蘋果日報が伝えた。

 これにより、ETC端末を搭載した車両は、乗用車の場合、1区間当たり通常40台湾元の高速道路料金が38元(約103円)に割り引かれる。今回の割引措置導入に伴い、ETCプリペイドカードに4,000元チャージするたびに200元分を割り引く従来の制度は廃止される。このため、チャージによる割引制度と新たな割引制度の両方を利用しようと、駆け込みでプリペイドカードにチャージを行うドライバーの姿も見られた。

 新たな割引制度は、2012年12月20日まで適用され、その後は走行距離に比例した新料金体系へと移行される。

 交通部とFETCの契約では、ETCの普及率は6月末時点で45%まで引き上げることが条件となっていたが、実際には普及率が36.63%に低迷している。新たな措置でETCの普及に弾みがつくかどうか注目される。