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大同の液晶モニター受託事業、来年は500万台規模も


ニュース 家電 作成日:2010年7月21日_記事番号:T00024134

大同の液晶モニター受託事業、来年は500万台規模も

 
 このほど大同(TATUNG)が、ヒューレット・パッカード(HP)の2011年向け液晶モニター新製品の生産を大量に受託したとの観測が伝えられたことを受け、業界関係者からは、同社の来年の受託生産事業における出荷台数は、今年度予測の300万台から33%以上増加し、400万~500万台まで成長するとの見方が出ている。21日付電子時報が業界関係者の話を基に伝えた。

 HP液晶モニター生産の受託は、台湾系企業では冠捷科技(TPVテクノロジー)や佳世達科技(Qisda)などに続くもの。

 関連業者によると、大同は液晶モニターの受託生産を順調に伸ばしており、液晶ディスプレイ端末部門では既に黒字に転じているもようだ。

 なお、同社の液晶テレビの今年の出荷台数は50万台程度と予想されているが、自社ブランド向けが中心となっている。今後は中国テレビブランドからの受託生産も開拓する考えだが、来年は大規模な受注が見込めず50万~100万台程度の出荷にとどまるとみられる。