ニュース 電子 作成日:2010年7月21日_記事番号:T00024135
ノートパソコン事業拡大に積極的に取り組むサムスン電子は、第3四半期中に月間出荷台数100万台を突破することが確実となっており、同社に筐体(きょうたい)や放熱モジュール、キーボード、コネクターなどの部品を供給する台湾メーカーに大きな恩恵をもたらしそうだ。21日付電子時報が伝えた。
部品メーカーによると、サムスン電子は垂直統合を強みとしており、メモリーやパネル、ハードディスクや光ディスクドライブなどの重要部品を自社調達で賄っている。この強みを武器に同社のノートPCは急速に販売を伸ばしており、年間出荷量は2009年の560万台余りから、今年は1,000万台へと約倍増する見込みだ。
ただ、重要部品以外は主に台湾メーカーから調達しているため、▽放熱モジュール、双鴻科技(Auras)と超衆科技(CCI)▽筐体、奐鑫(シンガポール上場の台湾系企業)▽キーボード、精元電脳(サンレックス・テクノロジー)▽バッテリー、順達科技(ダイナパック)▽コネクター、凡甲科技(オールトップ・テクノロジー)と宏致電子(ACES)――などが恩恵を受ける見込みだ。
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