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後発医薬品のCCPC、マレーシア企業から大口受注


ニュース 医薬 作成日:2010年7月22日_記事番号:T00024152

後発医薬品のCCPC、マレーシア企業から大口受注

 
 ジェネリック医薬品(後発医薬品)大手、中国化学製薬(CCPC)は21日、マレーシアのバイオテクノロジー企業、ナノケアと提携契約を結び、今後16品目を受託生産し、早ければ半年以内にマレーシアへ輸出すると発表した。受注額は年間500万マレーシアリンギット(約1億3,500万円)とみられ、CCPCにとって東南アジアで最大規模の提携だ。22日付蘋果日報などが報じた。

 CCPCの孫蔭南広報担当によると、今回の提携は、高血圧、高コレステロール、高血糖値(糖尿病)の「3高」慢性病を対象とした特殊医薬品が中心だ。またナノケアは、CCPCが開発、生産を担う16品目のうち、自社ブランド製品として半年~1年以内に9品目の販売認可を取得したいとの考えを示した。

 CCPCは今後、イスラム教を国教とするマレーシア進出を足掛かりに、中東のイスラム圏市場にも進出したいと意欲を示した。