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元大金控、外資と合弁で生保参入か【表】


ニュース 金融 作成日:2010年7月22日_記事番号:T00024153

元大金控、外資と合弁で生保参入か【表】

 
 先ごろ生命保険事業への参入方針を表明した元大金融控股は、生保子会社の設立または既存の生保会社を買収する方針を示しているが、22日付経済日報によると、外資系生保会社と合弁で新企業を設立する方針に傾いているとの観測が出ている。これについて顔慶章董事長は21日、交渉先など具体的なコメントは避け、「計画は第4四半期に明らかになる」と語った。
 
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 経済日報によると、元大金控と外資系生保会社の合弁による新会社設立プランは、資本額20億~25億台湾元(約54億~68億円)で折半出資となるもようだ。同社主管は「当社は今月、50億元の無担保転換社債を発行したばかりで、(生保参入に)資金的な問題はない」としている。

 顔董事長は、証券、銀行、生保は金融持ち株会社にとっての3大事業だと指摘。特に生保は長期的資金を蓄積する役割があり、金融持ち株会社の資産規模拡大にとっても非常に有効だと表明した。また、数多い台湾の生保会社の中で、いかに競争力を生み出すかが大きな課題との見方を示した。