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WiMAXモジュール研究部門、ECSが解散か


ニュース 電子 作成日:2010年7月22日_記事番号:T00024167

WiMAXモジュール研究部門、ECSが解散か

 
 マザーボード大手の精英電脳(ECS)は、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)用のモジュール開発を進めてきた「前瞻事業通訊処」を解散する方向で検討しているもようだ。22日付電子時報が伝えた。

 同社は正式なコメントを避けているが、背景には米インテルのWiMAX事業撤退説に伴う業界の先行き不透明感があるとみられる。

 前瞻事業通訊処は100人規模で、WiMAX関連製品の開発を担当し、当初は昨年末から今年前半にかけ、WiMAX対応型のモバイル・インターネット機器、ノートパソコンを発表する予定だった。しかし、WiMAX産業の先行きに悲観論が広がる中、張子修総経理らが退職したのをはじめ、宏達国際電子(HTC)や広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の系列企業との提携も思うように進まず、同処は毎月数千万台湾元(1元=約2.7円)の赤字を出していた。