ニュース
電子
作成日:2010年7月22日_記事番号:T00024168
「WP7」のプロトタイプ端末、ASUS機種採用
米マイクロソフト(MS)は現在、アップルの「iPhone」やグーグルの「アンドロイド」に対抗し、携帯電話向けの基本ソフト(OS)として、「ウインドウズ・フォン7(WP7)」の開発を進めており、最近ソフトウエア開発者向けにプロトタイプ端末を配布した。
22日付経済日報などによると、プロトタイプ端末には台湾の華碩電脳(ASUS)傘下の「Garmin-ASUS」をはじめ、韓国のサムスン電子、LG電子の機種が採用された。ASUSは今後、スマートフォン分野でマイクロソフトとの関係を強化するとみられる。
MSは今月18日、WP7のテクニカルプレビュー版をリリースしたと発表したばかりだ。ソフトウエア開発者は、テクニカルプレビュー版とプロトタイプ端末を使って、応用ソフトウエアの開発を進めることになる。
MSはクリスマス商戦をめどに、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、フランス語版のWP7を先行発売する計画だ。ASUSモバイル事業部の林宗リョウ総経理(リョウは木へんに梁)は、「ASUSは既にWP7の開発に着手しているが、中国語版はまだ先になるため、台湾の消費者は年内はWP7を目にすることができない見通しだ」と話した。