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台湾の10年LED生産額、25億ドルに=TRI


ニュース 電子 作成日:2010年7月22日_記事番号:T00024174

台湾の10年LED生産額、25億ドルに=TRI


 シンクタンクの拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)によると、台湾メーカーによる発光ダイオード(LED)生産額は今年、前年比43%増の25億米ドルに達する見通しだ。世界全体では前年比37%増の96億米ドルとなり、台湾は26%のシェアを占めると予測した。22日付工商時報が伝えた。
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 LEDをバックライトに採用した液晶テレビの普及が進む中、世界各国のLEDメーカーはLED製造に必要な有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置の導入を進め、生産能力増強を図っている。今年、世界全体で新たに導入されるMOCVD装置は前年比232%増の720台に達する見通しで、このうち韓国が36%、台湾が32%、中国が26%を占める。

 TRIは今後の台湾LED業界の展望について、LEDエピタキシャルウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)のグループと、友達光電(AUO)など液晶パネルメーカーの2大勢力に統合が進むと予測。また、台湾メーカーの中国工場でMOCVD装置の導入が進み、中国が主要生産拠点になっていくと分析している。