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AUOの昆山第7.5世代工場、経済部が認可へ


ニュース 電子 作成日:2010年7月23日_記事番号:T00024202

AUOの昆山第7.5世代工場、経済部が認可へ

 
 経済部は22日までに、液晶パネル大手の友達光電(AUO)が台湾で4,000億台湾元(約1兆1,000億円)規模の投資を確約することを条件に、中国江蘇省昆山市への第7.5世代液晶パネル工場の建設を認める方針を固めたもようだ。23日付経済日報が伝えた。

 AUOは中部科学工業園区(中科)第4期投資計画の変更を申請し、第10世代パネル工場4棟を建設するとした当初計画を改め、第11世代パネル工場2棟と太陽電池モジュール工場2棟を建設する方針を示した。経済部は中科管理局がAUOの投資計画に同意した後、同社の対中投資計画を認可する構えだ。

 経済部の黄重球常務次長は「第7.5世代パネル工場への投資計画は、AUO側が追加書類を提出しているところだ。政府としては、AUOが台湾における4,000億元の投資計画を縮小しないという明確な確約を得る必要がある」と指摘した。

 大型液晶パネル分野の対中投資は、今年2月に条件付きで解禁された。しかし、第6世代以上のパネル工場を中国に建設するためには、台湾で同時に先端技術による投資を行い、技術格差を付けることが認可条件となっている。