ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

USB3.0市場、低価格でルネサスに対抗


ニュース 電子 作成日:2010年7月23日_記事番号:T00024205

USB3.0市場、低価格でルネサスに対抗

 
 従来のUSBよりデータ転送速度が速い新規格「USB3.0」をめぐる台湾メーカーとルネサステクノロジの争いが激化しそうだ。

 23日付電子時報によると、現在USB3.0ホストコントローラーLSI市場はルネサスが先行している。これに対し、台湾メーカーは安値戦略で反撃を図りたい構えで、祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)は、マザーボード業者からの大量発注に対し、1.7~1.8米ドルの単価を提示しているもようだ。

 しかし、多くの台湾メーカーは、量産化に必要なUSB-IF認証を取得しておらず、出荷開始時期が10~11月にずれ込む見通しで、当面はルネサスの独走が続きそうだ。

 ルネサスは今年第4四半期にもUSB3.0チップの大幅値下げに踏み切り、今年11月に第2代チップ、来年第1四半期には第3代チップの発売で、単価を一気に2米ドル以下に引き下げ、優位を固める構えとされる。