ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

西門町再開発、中華路沿いを商業用地に


ニュース 建設 作成日:2010年7月26日_記事番号:T00024219

西門町再開発、中華路沿いを商業用地に

 
 台北市政府都市発展局はこのほど、繁華街・西門町南側の再開発を促進するため、中華路二段の両側30メートルの土地利用区分をこれまでの「住宅区」から「特定商業区」に変更する都市計画を発表した。市政府と内政部による審査は、1年以内に完了する見通しだ。25日付工商時報が伝えた。

 中華路二段は西門町の南側に位置する桂林路・愛国西路との交差点を起点に台湾鉄路(台鉄)の万華駅(台北市万華区)方向へ伸びており、現在は低層住宅が並んでいる。今回の変更は、西門町商圏を南方向に拡大し、万華駅周辺の商圏と連結するのが狙いだ。

 同局はまた、西門町北側の忠孝橋沿いにある「洛陽停車場(駐車場)」「西寧大楼(ビル)」では外観の改装工事を進めており、今月末にも完成する見通しだ。西寧大楼にはかつて電子関連の店舗が多数入居していたが、大半は最近完成した光華数位新天地(中正区)に移転していた。一連の施策は、信義計画区など市内東部への商圏シフトでにぎわいを失う西門町周辺の活性化を図る狙いがある。