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自転車販売90万台へ、08年ピークに縮小傾向【表】


ニュース その他製造 作成日:2010年7月26日_記事番号:T00024222

自転車販売90万台へ、08年ピークに縮小傾向【表】

 
 2006年までは年間60万~70万台だった台湾の自転車販売市場は、自転車ブームで08年には130万台まで膨らんだが、その後縮小が進み、今年は90万~100万台まで落ち込む見通しだ。ただ業界は、正常な範囲に戻っただけで、今後は健康志向と環境意識の高まりから年間100万台水準が続くとの見方だ。26日付工商時報が報じた。
 
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 巨大機械工業(ジャイアントMFG)の「ジャイアント」ブランドは08年に40万台を販売したが、09年には30万台に落ち込み、今年は25万台の見込みだ。美利達工業(メリダ)は08年15万台から、今年は8万~10万台まで減少する見通しだ。これら大手2社は今後、販路拡大のペースを落とし、品質重視に転換する構えだ。

 業界では、シェア30%のジャイアントにメリダが続き、愛地雅工業(アイディール)が独占販売権を取得した「FUJI」が追い上げると予測されている。