ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年7月26日_記事番号:T00024225
裕隆集団傘下の裕隆酷比汽車は24日、自社ブランド「tobe」の低価格車「M’car」に、走行中にハンドル支柱がフロントパネルから脱落するトラブルが起きたことからリコール(回収・無償修理)の実施を発表した。4月末の発売以降納車された計540台が対象になる。25日付蘋果日報が報じた。
「M’car」は発売以来、今月中旬の段階で受注が2,000台に達する人気となっているが、こうしたトラブルは初めて。トラブルが起きた車両には車底部に損傷があることから、羅明徳同社行銷副総経理は、外的な力が加わったことでハンドル支柱の脱落が起きた可能性を指摘しつつ、「詳しい原因はさらなる調査を経る必要がある」とコメントした。
「M’car」のリコールについて、自動車修理業者、耐途耐汽車保養廠の台北市内のある支店長は「ハンドル支柱の脱落は死亡事故につながる大きなトラブルで、この業界に入って25年だが、今まで聞いたことがない。組み立ての際、しっかり固定されていなかったのではないか」と語った。
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