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4〜6年後の兵役廃止、馬英九氏が表明


ニュース 政治 作成日:2007年9月3日_記事番号:T00002425

4〜6年後の兵役廃止、馬英九氏が表明


 中国国民党(国民党)の総統候補、馬英九氏は2日、高雄市で国防政策に関する政見を発表し、当選後4~6年を目標に兵役を廃止するとともに、志願制に全面移行する方針を明らかにした。兵役廃止に伴い、兵役対象年齢の国民には計3カ月の軍事訓練のみを義務付ける方針を示した。

 馬候補は、志願兵についても勤務期間を5年までとし、最低給与を労働基準法の最低賃金の2倍とするほか、技術資格の取得を支援するとした。

 馬候補は国民党の国防政策について、「国家安全を保護し、両岸平和を強く求めていく。政権獲得後は国防力を強化するが、挑発はせず、台湾海峡の現状維持に努めるともに、両岸対話を展開し、誤解により戦端が開かれることを避けたい」と述べた。また、国防費が域内総生産(GDP)に占める比率は3%以上を維持する考えを示した。