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量販店のマス、発がん性物質を検出


ニュース 農林水産 作成日:2007年9月3日_記事番号:T00002426

量販店のマス、発がん性物質を検出


 桃園県楊梅鎮の量販店、愛買吉安楊梅店で販売されていたマスから、発がん性物質を含む薬品として使用が禁止されている、クロラムフェニコールとフラゾリドンの代謝系物質が行政院衛生署の抜き取り調査により大量に検出された。

 問題のマスは、台北県の水産物仲介業者、益祥水産より仕入れたもの。今年6月と7月に実施された抜き取り調査の結果、クロラムフェニコール0.6ppb、フラゾリドンの代謝系物質が1,094ppb検出された。衛生署の検査官によると、フラゾリドンの検出量は2けたの数値が一般的で、1,000ppb以上は、台湾では過去最悪の数値だ。

 医師によると、フラゾリドンの代謝系物は発がん性を含んでおり、数百グラム摂取したり、酒と一緒に服用すると、心拍数が増加するなど副作用がある。またクロラムフェニコールは、骨髄に悪影響を与え、アレルギー体質の場合、貧血を引き起こす恐れがある。2日付聯合報が報じた。