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タッチパネルのJタッチ、3〜5年内に世界首位目標


ニュース 電子 作成日:2010年7月27日_記事番号:T00024264

タッチパネルのJタッチ、3〜5年内に世界首位目標

 
 タッチパネル大手、介面光電(Jタッチ)の葉裕洲董事長は先日の業績説明会で、今後2年はタッチパネル産業の力強い成長が見込めると語り、3~5年以内に世界最大のタッチパネルメーカーになると宣言した。27日付工商時報が伝えた。

 同社は、台湾では洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)に次ぐ2位、世界では5位だ。昨年の売上高は37億7,500万台湾元(約100億円)、出荷枚数は1,828万枚で、表面型抵抗膜方式、投影型静電容量方式タッチパネルなどハイエンドの携帯電話端末向けが93%を占める。証券会社の予測によると、今年の出荷は3,100万枚に上る見通しだ。

 同社はサムスン電子、宏達国際電子(HTC)、モトローラ、ソニー・エリクソン、ノキアの携帯電話大手5社のほか、中国の携帯電話大手2社を顧客とし、今後の成長のための基礎固めは万全だ。技術や材料の研究開発(R&D)を通じ、製品のグレードアップに成功しており、ゲーム機や全地球測位システム(GPS)端末、ノートパソコンなど向けで、今後も成長が維持できる見通しだ。