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景気拡大ペース、下半期に鈍化=経建会【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年7月28日_記事番号:T00024271

景気拡大ペース、下半期に鈍化=経建会【図】

 
 行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した6月の景気総合判断指数は、前月と同じ37ポイント、景気対策信号は「黄赤(景気過熱傾向)」だった。一方、先行指標総合指数の半年間平均変動率は、前月比3ポイント減の10.0%で5カ月連続の下落となり、景気拡大ペースは下半期に鈍化する見通しだ。28日付工商時報などが伝えた。
 
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 先行指標総合指数の半年間平均変動率は、今年2月から毎月平均3ポイント下落を続けている。胡仲英・経建会副主任委員は、同指数が2~3四半期先の景気動向を予測する数値であると説明した上で、今年下半期から来年にかけての景気拡大のエネルギーは弱まる懸念があるとの認識を示した。

 景気総合判断指数では、同指数を構成する9項目のうち、「非農業部門の就業者数」は前月比0.2ポイント上昇の前年同月比2.3%増となって、「緑(安定)」から「黄赤」に上昇した。一方、「卸売、小売、飲食業売上高」は、前月比4.68ポイント下落の前年同月比3.3%の微増にとどまり、「黄赤」から「緑」に後退した。