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広島行き中華航空機、気圧異常で急降下後Uターン


ニュース 運輸 作成日:2010年7月28日_記事番号:T00024275

広島行き中華航空機、気圧異常で急降下後Uターン

 
 22日夕方、89人の乗客を乗せて桃園国際空港を出発した中華航空(チャイナエアライン)「CI-112」便で、離陸約30分後の5時37分、高度3万6,000フィートの上空を飛行中に機内の気圧に異常が発生し、5分間で2万6,000フィート急降下した後、6時11分、桃園空港にUターン着陸していたことが分かった。乗客にけがや体調不良は起きず、12時間後の翌日、別の機体で広島へ向かった。28日付蘋果日報などが報じた。

 トラブルが起きたボーイング787-800型旅客機は、離陸前に気圧に問題があることが分かり、原因はエアコンのチューブが破裂したためとみて修理を行った後、出発した。しかしそれでも異常が発生したことを受け調べた結果、中華航空は客室の窓を密封しているラバーが古くなって劣化し、空気が漏れたことが原因と判断している。同機は再修理を行い2日後に飛行したが問題は起きなかったという。

 ただ交通部民用航空局は、正確な原因は依然調査中としている。