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インベンテック、アリマに10%出資へ


ニュース 電子 作成日:2010年7月28日_記事番号:T00024286

インベンテック、アリマに10%出資へ

 
 ノートパソコン受託生産大手の英業達(インベンテック)は27日の董事会で、華宇集団傘下、携帯電話の受託生産で台湾最大手の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)の8月18日付第三者割当増資4,100万株(4億1,000万台湾元=約11億円)をすべて引き受け、出資比率10%の2位株主になることを決議した。業界関係者は、インベンテックが今後アリマを合併することもあり得ると指摘している。28日付経済日報などが報じた。

 インベンテックの徐信群・広報担当者は、300人余りを擁する同社のモバイル通信部門がスマートフォンなどモバイル・インターネット・デバイシズ(MID)の第3世代(3G)規格対応製品を中核とするのに対し、アリマは2Gが中心で、技術および顧客獲得の面で相互補完効果が期待できると語った。

 華宇集団は昨年、李森田董事長が昨年、桃園県大渓工場をインベンテックに17億元で売却するなど、インベンテックとの関係は以前から良好だった。