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エイサーのネットブック、デュアルOS製品を8月発売


ニュース 電子 作成日:2010年7月28日_記事番号:T00024288

エイサーのネットブック、デュアルOS製品を8月発売

 
 宏碁(エイサー)は27日、グーグルの「アンドロイド」とマイクロソフト(MS)の「ウインドウズXP(WindowsXP)」搭載のデュアルOS(基本ソフト)低価格ノートパソコン(ネットブック)を、8月5~9日開催の台北電脳応用展(台北コンピュータアプリケーション見本市、TICA)で発売すると発表した。28日付電子時報が報じた。
 
 このデュアルOSネットブック、「Aspire One(アスパイア・ワン)AOD 255」は、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した10.1インチディスプレイを搭載。重さ約1キログラムの薄型機種ながら、3セルバッテリー、ブルートゥース無線モジュールを備え、ハードディスク(HDD)容量は160ギガバイト(GB)。販売価格は1万1,900台湾元(約3万3,000円)だ。

 エイサーによると、ユーザーがインターネット接続やメールの送受信をしたり、写真、動画を見たりするだけならアンドロイドOSで十分で、わずか17秒で起動できる。複雑な文書処理をする際にはウインドウズXP OSに自動的に切り替わるよう設定可能だ。同社は今後、ウインドウズセブン(Windows7)バージョンのデュアルOSネットブックを発売する可能性もあるとしている。
 
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「Aspire One AOD 255」。低迷する台湾ネットブック市場を活性化する役割が期待されている(エイサー提供)