ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

上海の外資系企業ランキング、クアンタ子会社が首位に


ニュース その他分野 作成日:2010年7月29日_記事番号:T00024298

上海の外資系企業ランキング、クアンタ子会社が首位に

 
 上海市に進出する外資企業の団体、上海市外商投資企業協会はこのほど、初めて外資系企業の売上高ランキング「外商投資企業100強」を発表した。2009年の数値を基にした同ランキングによると、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)傘下の達功(上海)電脳が首位となったほか、上位10社のうち台湾系5社が名を連ねた。29日付工商時報が伝えた。

 10位までに入った台湾企業は達功のほか、▽5位、英業達(インベンテック)傘下の英源達▽6位、クアンタ傘下の達豊(上海)電脳▽7位、華碩電脳(ASUS)傘下の昌碩科技(上海)▽8位、インベンテック傘下の英順達科技――となっている。

 ランキングは09年の売上高40億人民元(約514億円)以上の企業を対象とし、上位100社のうち香港が30社、日本が14社、シンガポール9社がランクインし、53社をアジア系が占めた。米国は8社、ドイツは7社がランクインしている。

 業種別では自動車産業や電子産業、石油化学工業などの製造業が31社で売上高比率は全体の47.5%、サービス業は69社で同52.5%となっており、先進的な製造業とサービス業への外資導入が進む上海の産業構造が表れた結果となった。