ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

米通商代表部、日台の牛肉輸入制限を批判


ニュース 農林水産 作成日:2010年7月29日_記事番号:T00024305

米通商代表部、日台の牛肉輸入制限を批判

 
 米通商代表部(USTR)のカーク代表は28日の記者会見で、台湾や日本などの牛肉輸入制限に改めて不満を表明し、国際獣疫事務局(OIE)の指針に従い、基準を満たす牛肉の輸入を再開すべきだと訴えた。中央社電などが伝えた。

 カーク代表は「台湾、中国、日本に対する米国の要求は共通している。OIEの指針に従い、月齢30カ月以下の牛肉の輸入を認めるべきだ。韓国がそうした基準を設けており、他国の基準はそれより緩い」と強調した。

 米国は日本などが牛海綿状脳症(BSE)への懸念を理由として、米国産牛肉の輸入に厳しい制限を設けていることについて、「OIEの基準にそぐわず非科学的だ」と主張しており、ブッシュ政権時代から規制緩和を強く求めている。

 特に、日本が米国産牛肉の輸入を「生後20カ月以下」に制限していることについて、カーク代表は「例がないほどいらだっている」と不快感を示した。