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南亜プラ、寧波プラント拡張に55億元


ニュース 石油・化学 作成日:2010年7月29日_記事番号:T00024314

南亜プラ、寧波プラント拡張に55億元

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は、集団傘下の中国浙江省の寧波石化プラントに55億台湾元(約150億円)を投資し、ビスフェノールA(BPA)プラントと可塑剤ジオクチルフタレート(DOP)プラントを新たに設置する。29日付工商時報が伝えた。

 同社は寧波で資本額3,700万米ドルのBPAメーカー「南亜寧波丙二酚」の設立を予定していたが、このほどDOPプラントの設置も決めたことから、現地法人名を「南亜塑膠工業寧波」へと改める方針だ。

 BPAプラントには40億元を投資する。DOPには15億元で、生産ライン2本、生産能力計14万トン(当初)のプラントを設置する。将来的には雲林県麦寮郷のプラント(生産能力35万トン)に匹敵する規模に拡張する可能性もあるという。