ニュース 電子 作成日:2010年7月29日_記事番号:T00024317
市場調査機関、アイサプライ(iSuppli)によれば、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)は、2011年にEMS(電子機器受託生産サービス)業界の世界シェアが50%を突破する見通しだ。09年段階でのシェアは44.2%。29日付電子時報が伝えた。
富士康はヒューレット・パッカード(HP)をはじめ海外大手ブランド各社を顧客に抱えている。中でもアップルのスマートフォン「iPhone」やタブレット型パソコン「iPad」は同社が最大サプライヤーで、同製品の販売好調が業績に大きく貢献している。
アイサプライの11年出荷台数予測では、iPhoneは5,350万台、iPadは3,650万台で、富士康のシェア拡大の追い風となるもようだ。今年第2四半期の販売実績はiPhone840万台、iPad330万台だった。
なお、同社の今年第1四半期の売上高は前年同期比54.1%増の171億4,700万米ドルで、業界全体の成長率を上回っている。一方、粗利益率は8.7%で前年同期の9.5%から下落した。
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