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AUO8.5世代第2工場、年内に設備搬入


ニュース 電子 作成日:2010年7月29日_記事番号:T00024322

AUO8.5世代第2工場、年内に設備搬入

 
 友達光電(AUO)は28日、中部科学工業園区(中科)3期七星農場地区(台中県后里郷、通称七星基地)に建設を予定する液晶パネル第8.5世代第2工場(L8B)について、下半期中に設備搬入を行うとの見通しを示した。稼働は来年の予定で第1段階の月産能力はガラス基板投入枚数ベースで4万5,000枚。将来的には同14万枚までの拡充を予定している。28日付電子時報が報じた。

 一方、中科二林園区(彰化県二林鎮)で、2011~12年の間に4,000億台湾元(約1兆円、太陽電池工場2基を含む)を投じて進める液晶パネル第11世代工場2基の建設計画について陳来助AUO執行長は、「シャープの10世代工場計画を見て、ガラス基板の切り出しが不経済と考え、同世代を飛ばして11世代工場の設置を決めた」と語った。さらに今後も液晶テレビの大型化は進み、58インチまたはそれ以上のサイズが人気となるとの見方を示した。

 ただ、二林工場設置は長期計画で、現在のところ確定したタイムテーブルはないとしている。