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ペットボトルの宏全国際、広東工場が完成


ニュース その他製造 作成日:2010年7月30日_記事番号:T00024336

ペットボトルの宏全国際、広東工場が完成

 
 ペットボトルなど飲料容器製造最大手、宏全国際は29日までに、中国の広東省清遠市清新県に建設していた新工場が今月から量産体制に入ったことを明らかにした。30日付工商時報が伝えた。

 新工場は二期に分けて建設される。第一期の投資額は4,300万米ドル。当初はボトルキャップ(年産12億個)、ペットボトルの素材となる試験管状のプリフォーム(年産3億個)の生産ライン、ペットボトル飲料の充てんライン1本が設置される。コカ・コーラ、ペプシコ、統一企業(ユニ・プレジデント)などからの受注で、飲料充てん事業の受注量は年間2,000万ケースを見込む。

 8月には飲料充てんラインが1本増設されるほか、年内にはラベル生産ライン2本(年産計6万枚)も操業を開始する。

 同社は中国の飲料市場が毎年15~20%のペースで成長していることに加え、今年11月に開かれる広州アジア大会(第16回アジア競技大会)による需要増にも期待をかけている。同社のボトルキャップ生産能力は、台湾、中国、東南アジアの生産拠点を合計すると、現在の120億個から151億個へと増加する見通しだ。