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苗栗県内で天然ガス、中油が埋蔵確認


ニュース 石油・化学 作成日:2010年7月30日_記事番号:T00024338

苗栗県内で天然ガス、中油が埋蔵確認

 
 台湾中油がこのほど、苗栗県公館郷の出砿坑ガス田で再開発に向けた調査を進めたところ、大量の天然ガスの埋蔵が確認された。推定埋蔵量は10億立方メートルに達する。30日付経済日報が伝えた。

 今回天然ガスの埋蔵が確認されたのは、昨年9月から採掘が進められていた出砿坑145号井で、深さ3,800メートルまでの採掘で、11層にわたるガス層が見つかった。来年末にも生産を開始し、20年間にわたり生産が可能とみられる。1日当たりの産出量は5万立方メートルを見込む。

 145号井ではさらに、比較的浅い地層にある天然ガスを採掘するため、2~3本のガス井の開発が進められる予定だ。同社による天然ガス発見は官田ガス田(台南県官田郷)以来6年ぶり。

 台湾中油は日本統治時代に開発された油田・ガス田の再開発を進めていた。出砿坑油田・ガス田は清朝時代の1861年に発見され、世界でも最古の油田の一つとされている。