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iPhone通年出荷、アンドロイド機種下回る=TRI


ニュース 電子 作成日:2010年7月30日_記事番号:T00024346

iPhone通年出荷、アンドロイド機種下回る=TRI

 
 アップルのスマートフォン「iPhone 4」 に持ち方によって受信感度が下がるとの指摘が出た問題に関連して、シンクタンクの拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)は29日、「iPhone 4」の今年通年の出荷台数予測を3,900万~4,000万台に下方修正した。一方、宏達国際電子(HTC)、サムスン電子、モトローラ3社の、グーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)を搭載した機種の合計出荷台数は4,000万台を突破し、iPhoneを追い抜くとの予測だ。30日付経済日報が伝えた。

 iPhone出荷台数予測の下方修正要因についてTRIは、アンテナ問題が消費者の購買意欲に影響していることに加えて、白色モデルの発売が7月後半から「年内」へと延期されたことを挙げている。

 なお、TRIは、米通信大手ベライゾン・ワイヤレスやT-モバイルUSAが今年第4四半期にiPhoneを発売できれば、iPhone販売台数は300万~400万台拡大する可能性もあるとしている。ただ、2011年上半期までずれこめば、今年の出荷台数がアンドロイド搭載機種の3社合計を下回ることは必至との見方だ。