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大同とNEC、クラウド事業など最先端分野で提携【表】


ニュース 電子 作成日:2010年7月30日_記事番号:T00024347

大同とNEC、クラウド事業など最先端分野で提携【表】

 
 大同集団の林蔚山董事長は29日、NECと▽スマートグリッド(人工知能や通信技術で電力需給を自動的に最適化する次世代送電網)▽クラウド・コンピューティング▽インテリジェント交通システム(ITS)──の最先端3分野での提携を進めると発表した。グループ傘下の大同電信は高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)サービスで、NECから基地局設備を調達しており、2社の提携分野がさらに拡大することになる。30日付経済日報が伝えた。

 林董事長は「NECが得意とする3分野で提携する。特にクラウド分野では教育向けや娯楽向けの事業展開が可能だ」との見通しを語った。また、大同集団はスマートグリッド対応の電力メーター「スマートメーター」では、台湾電力の初回調達で600台を供給する最大サプライヤーとなっている。今後本格的に始まる調達での受注に向け、積極的に取り組む方針だ。2012年には2万2,000台の商機が見込まれる。

 一方、経済日報によるとNECは8月に、上半期に就任したばかりの遠藤信博社長の訪台が予定されており、政府機関や大手企業を訪問して、WiMAXの発展や新興産業における共同での大中華市場開拓について話し合うとみられる。
 
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