ニュース 金融 作成日:2010年8月2日_記事番号:T00024361
政府系の兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が、中国4大国有商業銀行の中国工商銀行、中国銀行と包括業務提携の覚書を締結する準備を進めている。早ければ今月中にも行政院金融監督管理委員会(金管会)に承認を求め、了解が得られ次第締結する予定で、中台間で銀行が提携する初のケースになるとみられる。2日付経済日報が報じた。
提携項目は両岸金融往来許可弁法で認可されている融資、預金、人民元調達などあらゆる業務で、今後同弁法の認可項目に追加される業務も対象となる。兆豊銀の幹部は1日、提携覚書締結により、今後各業務の(中国側への)開放に当たり、中国工商銀などを優先的な提携対象とする考えを語った。
兆豊銀は両行と海外送金や海外シンジケートローン(協調融資)などで既に提携実績を持ち、先月には中国銀行香港支店と人民元の現金供給に関する協定を結んだ。
政府系銀行ではこのほか、台湾銀行が中国銀行からの呼び掛けにより同行との提携を検討している。また、台湾土地銀行も中国の大手国有銀行との提携を模索している。
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