桃園国際空港の第１旅客ターミナル改修工事が８月１日に始まり、同日から同ターミナルの駐車場が閉鎖された。第２ターミナルの駐車場から第１ターミナルへは、シャトルバス運行やターミナル間を結ぶスカイトレインの増便で対応しているが、利用者からはシャトルバスの乗車場所や案内標示の分かりにくさなどに不満の声も上がっている。同駐車場は来年６月末まで閉鎖される。２日付中国時報などが報じた。
旅客の不便を軽減するため、100人近い臨時スタッフが投入され、荷物を運ぶなどのサポートが行われた（１日＝中央社）
魏勝之・桃園空港主任によると、１日は午前０時から午後８時までの間に、シャトルバス404便を運行し、延べ3,716人を運んだ。
初日は人や車の流れに大きな支障は出なかったが、一部では「案内図が分かりにくい」、「バス降り場と乗り場が離れた場所にある」など不便さを訴える声も聞かれた。
工事は９月にターミナルビル内チェックインカウンターの改装に着手、来年下半期からは滑走路改修が計画されており、全工程が完了するのは2014年下半期の予定だ。
