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作成日：2010年8月2日_記事番号：T00024364
ＴＶショッピングの富邦購物台、年内に北京で放送開始へ
台湾のテレビショッピング大手、富邦媒体科技は１日、中国・北京のケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）大手、北京歌華有線電視網絡と合弁で、新会社「富邦歌華購物服務」を設立したことを明らかにした。今年第４四半期をめどに、歌華のＣＡＴＶ網でテレビショッピングチャンネルの放送を開始する。２日付工商時報が伝えた。
新会社への出資比率は、富邦媒体科技の香港法人が80％、北京歌華が20％。資本金は１億人民元（約12億8,000万円）。北京歌華は現在、413万世帯にＣＡＴＶ番組を配信している。
新チャンネルは既に放送免許を申請済み。チャンネル名は台湾と同様に「momo購物台」となる見通しだが、最終決定はしていない。今後は華中、華南市場にも段階的に事業を拡大する。富邦側は、大株主の東元集団（ＴＥＣＯ）、韓国企業ウリ・ホームショッピングなどと提携し、中国で百貨店、ドラッグストアなどを展開することも視野に入れている。
