ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新光国際開発、東京都心で住友不動産と提携


ニュース 建設 作成日:2010年8月2日_記事番号:T00024367

新光国際開発、東京都心で住友不動産と提携

 
 新光集団の海外不動産投資会社、新光国際開発は近く、住友不動産と提携し、東京の一等地で高級住宅の販売代理事業に参入する計画だ。2日付工商時報が伝えた。

 両社は中華圏からの不動産投資需要をターゲットにしながら、東京都心で2,000万台湾元(約5,400万円)以上の高級物件を売り込む。提携対象物件は「シティタワー麻布十番」(港区)「ワールドシティータワーズ」(品川区)「大崎ウエストシティタワーズ」(同)の3物件。最高額の物件は1億5,000万元に達する。

 同社の林伯翰董事長は「港区は台北の信義計画区に例えられ、大使館、外国企業幹部、企業経営者などが集まる高級住宅地。品川区は台北市の大安区に相当し、大崎は商業地域に近い高級住宅地だ」と指摘した。

 新光国際開発による日本市場進出は、西武グループと共同で進めた長野県軽井沢町での別荘地分譲に続く動きとなる。同社はこのほか、東京、大阪のオフィスビルを各3棟取得している。今後は日本の中古住宅市場にも参入する構えだ。