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作成日：2010年8月2日_記事番号：T00024370
イートン子会社、米電力会社から大型受注
太陽電池大手、益通光能科技（イートン・ソーラーテック）は30日、米国子会社のADEMAテクノロジーがアリゾナ州の大手電力会社、Tucson Electric Power（ＴＥＰ）との間で1.89メガワット（MW）の太陽光発電システムの受注契約を締結したと発表した。受注額は２億1,000万台湾元（約５億7,000万円）、年内に完成予定だ。31日付経済日報などが報じた。
ADEMAは今回、1,000世帯以上の家庭に電力を供給する太陽光発電システム設置にかかわる。電力会社から受注は初めてで、今後、電力業界からのさらなる受注獲得につながると期待される。今年太陽光発電システムに参入した同社は、今回を含めた３回の大型契約で、受注額は９億元に達した。
イートンは今月60MWの生産ラインが完成予定で、９、10月にも同規模のラインを導入するため、下半期に生産能力が180MW増える見通しだ。
