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作成日：2010年8月2日_記事番号：T00024372
アムトランが生産調整、米国液晶ＴＶ市場で在庫増
２日付電子時報によると、米国液晶テレビ市場で在庫台数が通常よりも２～３週間分多い状態となっており、テレビメーカー各社は生産委託先からの調達量の調整に着手した。台湾の受託生産メーカーの操業にも影響が出始めている。米ビジオ向けに液晶テレビを生産する瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）は、７月末から８月初めにかけ、２週間にわたり操業を中断し、生産調整を行っている。
また、フィリップス、ＬＧエレクトロニクス、サムスン電子なども発注量を縮小しており、受託生産業者による出荷量は、第３四半期に10～20％落ち込むとの見方も出ている。
このほか、川上の部品メーカーへの発注も減少している。業界は８月下旬以降に需要が回復するとみているが、下半期の需要期を悲観する見方も交錯している。
