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ビボテレコム、年内に3.75世代移行


ニュース 電子 作成日:2010年8月2日_記事番号:T00024375

ビボテレコム、年内に3.75世代移行

 
 威宝電信(ビボテレコム)の張豊雄総経理は30日、基地局のグレードアップを進め、年内にも第3世代(3G)移動通信網の通信速度を現在の毎秒3.6~7.2メガビットから同21.1メガビットに高速化することを明らかにした。同社は高速化後のネットワークを「第3.75世代」と位置付ける。31日付工商時報が伝えた。

 ビボテレコムは基地局のグレードアップ作業を2段階に分けて進める方針で、当面は従来の基地局と新しい基地局が併存することになる。基地局数は近く8,000カ所に達する見通しだ。

 ビボテレコムは、一連のグレードアップ作業に30億台湾元(約81億円)を投じる。同社による調達規模としては近年で最大で、コアネットワーク(基幹通信回線)はノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)、基地局は中国の中興通訊(ZTE)が受注した。ZTEは基地局3,500カ所の設備を納入する。