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中華映管、「Q3に減産も」


ニュース 電子 作成日:2010年8月2日_記事番号:T00024377

中華映管、「Q3に減産も」

 
 中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林勝昌総経理は30日、第3四半期はハイシーズン効果が依然期待できるものの、景気見通しが明確になるまでは、市場の変動に対応できるよう在庫管理を厳格化し、場合によっては減産に踏み切る可能性もあると発言した。パネル業界では大手の友達光電(AUO)が28日の業績説明会で、第3四半期に設備稼働率を90~93%まで引き下げる減産措置を表明している。31日付中国時報が報じた。

 中華映管が同日発表した第2四半期の業績は、連結売上高が前期比9.8%増、前年同期比101.7%増の239億8,200万台湾元(約650億円)だった。純損失は14億8,800万元で、前期の29億8,900万元から半減した。また粗利益率は、前期のマイナス1.3%から5.2%へと大幅に改善した。赤字縮小の要因について林総経理は、生産能力の増強や製造コストの改善、高付加価値製品の出荷などに取り組んだことが奏功したと説明した。