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台中港の貨物取扱量、初の1億トン突破へ


ニュース 運輸 作成日:2010年8月3日_記事番号:T00024390

台中港の貨物取扱量、初の1億トン突破へ

 
 台中港の今年上半期の貨物取扱量は、前年同期比23.42%増の5,058万トンとなった。下半期は貿易のハイシーズンであるため、台中港務局は今年通年で取扱量が初めて1億トンを突破し、高雄港に次ぐ台湾第2の貨物港に成長するとみている。3日付工商時報が報じた。

 台中港の上半期の取扱貨物のうち、コンテナ貨物は前年同期比13.46%増、ばら積み貨物は33.35%増加した。ばら積み貨物は主に石炭、鉱石類、砂石、危険化学品などで、石炭類は台湾電力や台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)が取り扱っている。

 また、雲林県の麦寮港の上半期の貨物取扱量は前年同期比3%増の3,658トンで、昨年実績7,016トンの52%に達した。台塑集団(台湾プラスチックグループ)の傘下企業が取り扱う石油化学製品の取扱量は、前年同期比1%増にとどまった。