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作成日：2010年8月3日_記事番号：T00024391
墾丁のリゾートホテル、好天気で夏休みシーズン絶好調
夏休み旅行シーズンを迎えた台湾最南端のリゾート地、屏東県墾丁のホテル業界は、景気回復に加えこのところ好天気が続いていることから、業績が絶好調となっている。同地の高級リゾートホテルの平均客室稼働率は７月、墾丁夏都沙灘酒店（シャトー・ビーチリゾート）で95％、悠活麗緻渡假村（ＹＯＨＯビーチリゾート）で98～99％、墾丁凱撒大飯店（シーザーパーク・ホテル）で90％前後と、昨年同月に比べ約５～10ポイント上昇している。８月も70％以上を維持するとみられる。３日付工商時報が報じた。
今年の好況について墾丁のホテル業者は、旅行業界が金融危機や昨年の台風８号（アジア名・モーラコット）被害の影響を脱したこと、さらに今年はまだ台風が襲来していないことも要因に挙げた。また、国際線航空券の価格上昇などの影響で近場の墾丁に出掛ける人が増えたこと、さらに中国人観光客の増加なども貢献しているようだ。
ホテルのほか、現地民宿の多くでも予約がいっぱいとなっており、予約件数は昨年に比べ20％増加、宿泊料金も通常の50～100％割増となっているという。
