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太陽電池ジンテック、65億元の融資契約


ニュース その他製造 作成日:2010年8月3日_記事番号:T00024397

太陽電池ジンテック、65億元の融資契約

 
 太陽電池メーカーの昱晶能源(ジンテック・エナジー)は2日、工場拡張を目的として、65億台湾元(約177億円)の協調融資を受ける契約を第一商業銀行など11行と結んだ。3日付工商時報が伝えた。

 潘文輝同社総経理は「今回の協調融資で借り入れた資金は、竹南B工場の拡張に向けた建物の建設、設備購入のほか、債務の一部返済、中期的な運転資金に充てる」と説明した。今回の融資獲得分に手持ち現金を加えると、同社の投資財源は100億元近くに達する。

 同社が大規模な協調融資を受けるのは4回目で、過去の融資は順調に返済されており、負債比率は現在の50~55%で維持される見通しだ。

 同社の太陽電池販売量は、今年上半期だけで昨年通年の368メガワット(MW)に達し、今年は通年で800MWまで増加すると見込まれる。世界シェアも業界7位の5~6%に高まる見通しだ。

 竹南A工場の生産能力は現在年600MW で、年末には年860MWに増加する。竹南B工場の拡張により、生産規模は全体で年1.35ギガワット(GW)に達するとみられる。