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エイサー、ファウンダーからブランド使用権【表】


ニュース 電子 作成日:2010年8月3日_記事番号:T00024405

エイサー、ファウンダーからブランド使用権【表】

 
 2日付中国紙「中国計算機報」は、パソコン大手の宏碁(エイサー)が中国の方正科技(ファウンダー・テクノロジー・グループ)のブランド使用権を7年にわたり、総額69億人民元(約880億円)で取得することで合意したと伝えた。エイサーは報道内容を否定した。3日付工商時報が伝えた。
 
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 エイサーは今年5月27日、中国市場でファウンダーとの提携を発表したが、具体的な提携内容は明らかにされていなかった。

 中国計算機報は、ファウンダーの従業員の話として、同社の藍燁総裁が6月末に台湾を秘密訪問したほか、エイサー側の作業グループがファウンダー側に入り、双方による接触が頻繁に行われていると報じた。

 エイサー中国法人の何謙永・製品担当副総経理は「すべては交渉中であり、8月中旬か下旬に結論が出る」と説明した。

 報道によると、中国市場における双方の提携方式をめぐっては、2つのプランが検討されているという。第1案は企業向け商品にファウンダー、消費者向け商品にエイサーのブランドを使用する案、第2案はノートPCにエイサー、デスクトップPCにファウンダーのブランドを使用する案とされる。