ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ガラスクロスの建栄工業、中台で生産能力増強へ


ニュース 電子 作成日:2010年8月3日_記事番号:T00024406

ガラスクロスの建栄工業、中台で生産能力増強へ

 
 ガラス繊維の建栄工業材料(バオテック・インダストリアル・マテリアルズ)はこのほど、中台での生産能力増強を董事会で決定した。プリント基板(PBC)の重要材料、銅箔基板(CCL)市場で新たな生産ライン稼働が相次ぐ一方、CCL原料であるガラスクロスはこれまでメーカーが生産能力拡充に消極的だったため、需給が逼迫(ひっぱく)しており、建栄は増産を急ぐ構えだ。3日付電子時報が伝えた。

 建栄は、台湾の楊梅工場(桃園県)に380台の生産設備を保有し、月産450万~500万平方メートル(世界シェア3%)の生産能力を備える。今後、同工場にさらに120台の設備を追加して計500台とし、来年第1四半期の全数稼働を目指す。

 また、中国で初めてとなる工場を広東省中山市に設置する計画だ。詳細についてはきょう(3日)開催の業績説明会で発表される見込みだ。