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プロモスの7月売上高、前月比9%増


ニュース 電子 作成日:2010年8月3日_記事番号:T00024408

プロモスの7月売上高、前月比9%増

 
 中堅DRAMメーカーの茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が2日発表した7月の売上高は前月比9.38%増の23億2,600万台湾元(約63億円)だった。1~7月売上高は129億9,800万元で、前年同期比で170%増加した。3日付蘋果日報が伝えた。

 同社の第2四半期利益は、新竹科学工業園区(竹科)の12インチウエハー工場の、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)への売却による営業外収益により、全体では増益となるもようだ。ただし主要製品の70/75ナノメートル製造プロセスのニッチ型DRAMやフラッシュメモリーの生産コストが高かったため、本業は減益となる見通しだ。

 同社は今月からエルピーダ向けに63ナノプロセスの1ギガビット(Gb)DDR3を量産開始しており、今年末にはウエハー投入枚数を3万5,000枚に引き上げる計画だ。先進プロセス導入により、下半期には本業も増益が実現できる見込みだ。