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ウィンテック、9四半期ぶり黒字転換


ニュース 電子 作成日:2010年8月3日_記事番号:T00024410

ウィンテック、9四半期ぶり黒字転換

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)の2日発表によると、同社の第2四半期税引き前利益は3億7,000万台湾元(約10億円)となり、9四半期続いた赤字から黒字転換を果たした。粗利益率も8~10%と、第1四半期の0.58%から大幅に改善した。タッチパネルの売上比重が60%以上まで拡大したことが大幅な増益を導いた。ただ、上半期全体では第1四半期の税引き前損失10億4,800万元が響き、6億7,000万元の赤字となった。3日付工商時報が伝えた。

 ウィンテックはきょう(3日)、7月の業績を発表する予定で、証券会社によるとタッチパネルの出荷増、製品構成の調整などにより同月売上高は6月の47億100万元を上回ったと予想される。

 また、8~9月にかけタッチパネルの新たな生産ラインが操業を開始し、第3四半期は単月の連結売上高が50億~60億元に増加、通期で前期比3割以上の増収となる可能性が指摘されている。