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来年オープンの遠東百貨2店舗、12年売上高150億元へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年8月4日_記事番号:T00024424

来年オープンの遠東百貨2店舗、12年売上高150億元へ

 
 百貨店大手、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)の徐雪芳総経理は3日、来年9月オープン予定の台中大遠百購物中心(台中市)と、同7月オープン予定の板橋中本購物中心(台北県板橋市)の新規2店舗が2012年売上高で150億台湾元(約405億円)の貢献をもたらすとの見方を示し、同年は全体で売上高400億元の突破を目指すと述べた。4日付工商時報が伝えた。

 同日行われた台中大遠百購物中心の上棟式に出席した徐総経理は、今年年末に合併し、直轄市に昇格する台中県・市の百貨店市場を好感しており、同店の売上高は12年に70億元、13年に100億元を突破すると予測した。

 遠東百貨の台中進出を受け、台中で事業を展開する業界関係者は、台中の百貨店市場はさらに20%成長すると見込まれるが、既存百貨店が顧客を奪われることは避けられないとの見方を示した。ライバルの進出に備え最大手の新光三越百貨は、来年の春節(旧正月)以降に台中店の大規模な改装を行う。