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六軽で作業員が灰貯蔵池に転落、1人死亡・1人行方不明


ニュース 石油・化学 作成日:2010年8月4日_記事番号:T00024427

六軽で作業員が灰貯蔵池に転落、1人死亡・1人行方不明

 
 3日午後1時前、雲林県麦寮郷の台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(六軽)内にある火力発電所で、燃焼灰を貯めておく貯蔵池に作業員2人が転落したとの通報が会社側にあった。救急が出動し、1人を池から引き上げ、病院に収容したが死亡。残る1人は行方不明となっている。4日付中国時報などが伝えた。

 2人は燃焼灰の輸送を請け負った会社の従業員で、事故当時はタンクローリーで灰を貯蔵池に持ち込み、パイプの洗浄作業をしていて、誤って池に転落したとみられる。雲林県政府労工処は、事故現場の貯蔵池の使用を中止するよう命じた。捜索作業は4日も継続されている。

 同プラントでは最近、火災などのトラブルが相次いでおり、会社側の安全管理体制が改めて問われそうだ。

 台プラ幹部は「火災と今回の転落事故は別問題だが、今後改善を進めていく」と述べた。